ウェットティッシュ

スクーンカップの扱いでこんな疑問があります

「満杯になったって、どうやってわかるの?」

膣の中にあるがゆえ、経血の量がわかり難く、カップが満杯になったことがわかり難そうとは誰もが思いますね。これは、慣れてくると「ゴボッ」と言う感触があり、あふれる前にわかるようになります。「ゴボッ」と感じたら、トイレに行って取り出し、中身はトイレに流し、カップをきれいにしてもう一度挿入します。
そうは言っても、慣れる前はどうするの?と思いますよね。
これは一度「自宅で使って、満杯になる時間を把握する」がいちばんお勧めです。

取り替えるときに手が汚れるんじゃない?」

カップの底に引出す際の持ち手は付いていますが、やはり多少手は汚れます。血液は付かなくても、おりものがあります。トイレットペーパーを、カップを拭く分と手を拭く分に分けて引出しておく、ウエットティッシュを持参するなどすると良いでしょう。
自宅ならばお風呂場で洗いながら取り替えてしまうのが、何より楽ちんです。










「漏れたらどうしよう!」

慣れてしまえば漏れる感触もわかるので、漏れる前の対処が可能になりますが、慣れるまではナプキンを併用するのがいちばん楽です。ナプキンを当てて漏れ対策をした上で、漏れる(満杯になる)までの時間を計ってみると今後の使用のコツが掴めます。

「なんだか面倒そう、外出には使えないんじゃない?」

月経カップを使うことでの気楽さ、身軽さは、外出時にこそ発揮されます。ぜひ慣れない時期の試行錯誤を乗り越えて、生理を忘れて過ごすアクティブな一日を味わってほしいと思います。
外出時のネックとなるのが、
・漏れ
・取り替え時に手洗い場が必要
と言ったものだと思います。
漏れは先に書いたように、ナプキンを併用するなどして、満杯になるまでの時間を自分で把握するのがいちばんの近道です。
手洗い場の問題は次の項目で書きます。

「洗面所のない個室トイレで、どうやって取り替えれば良いの?」

洗面台のあるトイレ
月経カップの素材が医療用シリコンやゴムと言った、菌に強いものであったことを思い出してください。洗えないことにあまり神経質にならなくても良いのがこの素材なのです。「取り出してトイレットペーパーで拭き、もう一度挿入し、自宅に帰ってから洗えば良い」と言うのが、いちばん手軽な対処法です。

私はウエットティッシュや手とカップを洗う水を持ち歩く方法も試してみましたが、面倒で長続きしませんでした。今ではもっぱら備え付けのトイレットペーパーで済ませています。手指は個室の中で拭き取れるだけ拭き、個室を出た後、洗面所で丁寧に洗っています。