ついついブルーになりがちな月経を支える生理用品はさまざまですね。

それぞれのメリット、デメリットを書いてみたいと思います。使ったことのないものに挑戦してみるのも、生理のブルーを吹き飛ばしてくれるかもしれませんね。

紙ナプキン(ケミカルナプキン)

紙ナプキンウィスパー
画像参照:Amazon

メリット

手を汚さずに使えますし、使い捨ての気軽さで、いちばん馴染みやすい生理用品かもしれません。

価格も手頃なものが多く、種類も豊富です。一時期化学物質が吸収されるなどと言われたときもありますが、科学的根拠はありません。日本の紙ナプキンはとても品質が良く、高度な基準をクリアしており、安心して使えます。

デメリット

紙なので、どうしても蒸れますので、肌の弱い人には辛いときがあります。

低価格とはいえ、毎月の出費はそれなりにかさみます。
手軽で気軽な使い捨てですが、エコの視点から見ると気になるときもありますね。

日本の紙ナプキンは品質が良いと書きましたが、海外ではなかなかそうではなく、海外旅行の際などに困ることがあります。

布ナプキン

スクーンオーガニック布ナプキンAmazon
画像参照:SckoonOrganic, Amazon

メリット

布なので蒸れにくく、肌に優しいことが嬉しいですね。
使い捨てではないので、環境にもお財布にも優しい生理用品です。

洗剤を工夫すると、付け置き洗いで楽にきれいにすることができます。

デメリット

使い捨てではないので、洗う手間が面倒と感じることも多いです。洗剤の工夫をすると良いでしょう。

外出先での持ち帰りも工夫が必要です。

布なのでかさばると感じがちです。快適な使い方にコツが要ります。

タンポン

ソフィタンポンユニチャーム
画像参照:Amazon

メリット

経血を外ではなく膣の中で受け止めて吸収するので、経血の排出感がなくて快適です。

経血を排出しないので蒸れません。

スポーツなどをする際に身軽に動けて快適です。プールや温泉などに入る際にも便利です。

紙ナプキンは海外物と日本製で格差がありますが、タンポンについてはあまり格差がなく、海外旅行の際などに海外製のタンポンも違和感なく快適に使えることが多いです。

デメリット

慣れないうちは異物感を感じることもあります。挿入にコツと慣れが必要です。

また、取り替えのときに手を汚してしまうこともまれにあります。

身軽に使えるがゆえに、忘れてしまって入れっぱなしになってしまうこともあります。長時間使用によって黄色ブドウ球菌が繁殖し、まれなことではありますが、トキシックショック症候群が発症することがあります。

トキシックショック症候群は黄色ブドウ球菌が毒素を生成し、発熱、嘔吐、下痢、めまい、発疹などが引き起こされる急性疾患です。ひどいときは死に至ります。