PMS(月経前症候群)
PMSは月経前症候群ともいわれ、月経(生理)の1週間から2週間前に起こる、心と身体の変調です。
身体の変調として、肌荒れ、腰やお腹の痛み、無性に甘いものが食べたくなる、日中にひどく眠くなる、などがあります。
心の変調としては、イライラする、涙もろくなる、集中力がなくなる、何事も億劫でやる気が出ない、悪い方へとばかり考えてつらくなる、などがあります。周囲に対して攻撃的になる場合と、内にこもって抑鬱的傾向を見せる場合とに分かれます。
また、これらの様々な身体症状と精神症状が、同じ人でも毎周期で同じものが繰り返されるとは限らないことが、この病気のつらさを大きくします。症状の度合いも、周期ごとのストレスや体調に左右されますし、自覚したくても把握しづらいのが何よりつらく感じる要因かもしれません。
さて、月経カップがこのつらいPMSにどう影響するのか?はまだまだ立証された訳ではありません。ですが、PMSで苦しんだ後、本式の月経(生理)がやってくる・・・と言う憂鬱さから解放してくれる月経カップは、明らかに月経に向かう気持ちを楽にしてくれます。
ジメジメしない生理を想像できますか?ナプキンのずれを気にせず過ごす快適さを知っていますか?
生理であることを忘れて過ごす生理の解放感をぜひ、月経カップで味わってみてください。
生理痛
重度の生理痛を月経困難症と言いますが、それほどではないと感じながらも毎月の月経を痛みと共に過ごす人がほとんどですね。つらさに個人差があることも、無用な我慢をする要因になりがちです。
まず、つらいこと、痛いことを自覚することが大切です。「もっと痛い(つらい)ひともいるのだから」という確かな現実は、この際意味を持ちません。あなたがつらいこと、痛いことに意味があるのです。
つらさと痛さを自覚したら、その改善に取り組みましょう。そのときに、痛みには鎮痛剤が、つらさには休養が効きますが、直球勝負でない方法も意外に効果があることを知っていますか?
月経(生理)はそのひと月の健康状態の総決算でもあります。体調の優れないひと月を過ごしたときは、経血量が増えたりします。ストレスを強く感じて過ごした月は、生理痛もひどくなる傾向にあります。生活リズムが乱れたひと月ならば、生理が長引いたり不正出血が起きたりします。これらに逆算して対処するのが理想ですが、なかなか難しいですね。
そこで、「生理そのものを楽ちんにする」方法が効果的なのです。生理=ブルーな日の図式を崩してしまいましょう。そのための月経カップです。痛みは残りますが、痛みだけになった生理の解放感は、痛みすら忘れさせてくれます。生理がつらい!面倒!憂鬱!と言う人にこそ、月経カップがお勧めです。
生理期間が短くなる
月経カップを使い始めて生理期間が短くなった!と言う話も聞きます。8年使っている私ですが、この実感はまだ得られていません。ですが、月経カップの清潔感、手軽さ、身軽さ、解放感で、これまでと打って変わって生理期間を快適に過ごしている人は、生理期間自体を短く感じるものです。
また、生理期間を快適に過ごせたことで、次の周期の体調が良く、結果として次の生理期間が短くなった、と言うことは大いにありそうです。