月経カップはいろいろ、選び方は?

月経カップの商品名を挙げてみます。

    ・スクーンカップ/SckoonCup

    ・レディーカップ/Ladycup

    ・ディーヴァカップ/Divacup

    ・フルールカップ/Fleurcup

    ・ムーンカップ/Mooncup

    ・Lunette

    ・MeLuna

などとなります。読んで気付かれたと思いますが、全て海外製品なのです。実は日本での生理用品の定義は、経血を「吸収」処理するものとなっているのです。「溜める」処理をする月経カップは医薬部外品ではなく、「医療機器」になってしまうのですね。購入の際は、ネットショップ、通販などを探してみてください。

Menstrual Cups
画像参照:Menstrual Cups









カップの形

細長い、丸底、丸いと言った違いが目につきます。

持ち手の形

カップの底に付いている突起(引っ張り出すときの持ち手ですね)の形もいろいろです。突起のままのものと、指を引っかけられるように丸いものがあります。お好みで選んで良いと思います。時々なかなか取り出せないと焦るときもありますので、そんなときは引っ掛けられるタイプも良いのかもしれません。

価格

・スクーンカップ/Sckoon cup 5000円から6000円ほど

・ディーヴァカップ/Divacup 3500円から4000円ほど

・ムーンカップ/Mooncup 3000円ほど

などとなります。ちょっと高いなと思う価格ですが、毎月の紙ナプキンを購入する合計額を考えれば、3ヶ月ほどで並ぶ価格です。買い替えはどのメーカーも10年を目安にしているようですので、他の生理用品と比べると、んむしろ安いことになります。

素材

医療用シリコン製と、ラテックス(ゴム)製のものとがあります。ゴムはアレルギーがない方にお薦めです。

スクーンカップの色
画像参照:SckoonCup

色、大切です。好みの色で憂鬱さを吹き飛ばしている人は多いですね。月経カップもいろいろな色がありますので、お好みで選ぶと良いでしょう。

注意点は、繰り返し使うと着色がある場合があると言われる点です。透明や半透明、白は気になるかもしれません。ちなみに、私自身は同じディーヴァカップを10年ほど使っています。半透明のものですが着色はありません。個人差があるのかもしれません。

柔らかさ

スクーンカップがいちばん柔らかいようです。私が使用しているディーヴァカップはそれより多少硬いもののようですが、硬いと気になったことはありません。ただ、初めて使う人、挿入に抵抗を感じる人は柔らかいものを選ぶと良いかもしれません。

サイズ(サイズ1とサイズ2)

スクーンカップのサイズ
画像参照:SckoonCup

多くのメーカーで2種類のサイズを出しているようです。小さいものと大きいものでカップ口径が3㎜から6㎜の差があります。小さい方は30歳未満、出産経験がない人、大きい方は30歳以上、出産経験のある人、となっていることが多いです。私は3度の出産経験がありますが、小柄なので念のため小さいサイズを購入しています。体格で膣のサイズに差が出るのか?は、個人差かと思いますが、特に漏れると言うこともなく過ごしています。